コラム

透明化がない肌の原因。明るい肌はくすみなし!

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顔全体の肌がくすんでいると、なかなかファンデーションだけではカバーしきれませんよね。化粧下地やコンシーラーで補正したり、フェイスパウダーで仕上げたりしても自然な透明感を出すことは難しいものです。
肌のくすみは老け顔に見られるため、今のうちになんとか改善したいと考えるアラフォー女性も多いでしょう。
そこで、ここでは肌のくすみの原因や改善方法、効果的な運動の方法などを紹介します。

なぜ、透明感がないの?

「肌に透明感がないので老けて不健康に見えてしまう」というお悩みを持つ方は多いようです。肌に透明感がないのは「くすみ」のせいです。どうして肌がくすむのか、主な原因を3つ紹介します。


・毛穴の汚れ
メイク汚れを取り切れず、毛穴の奥に蓄積した汚れが黒ずむことで、肌がくすんで見えてしまいます。毛穴に入り込んだ汚れは毛穴から分泌された皮脂と混ざり合い酸化するため、黒ずんでしまうのです。肌のターンオーバーが正常に働かず古い角質が厚くなり、出口が塞がった状態で酸化した汚れが角栓として中に残ってしまうことがくすみの原因です。

・色素の沈着
紫外線を浴びた肌は肌を守るためメラニンを生成します。茶色の色素を持つメラニンが排出されず蓄積することで、肌がくすんで見えてしまうのです。肌をゴシゴシこすり刺激を与えることでも色素が沈着してしまうことがあり、くすみの原因になります。

・血行不良
血流が悪く血行不良となることでも、くすんだように顔色が悪く見えてしまいます。体の隅々に酸素を送り届ける血液の流れが滞留すると、血液自体が青黒っぽく見えることも原因となります。このような場合、くすみとともに目の下のくまも気になる方が多いようです。

肌、明るくしたい!スキンケアの方法は?

くすみのない明るい肌にするにはどうケアしたらよいのでしょうか。まずは、上記で説明したくすみの原因を知り、肌がくすまない対策を施すことが大切です。くすんでしまった肌は、本来の明るい肌色を取り戻すためスキンケアを行いましょう。次に、スキンケアの注意点を紹介します。

・クレンジングはどれを使っている?
メイク落としのクレンジングシートは時短で手軽にメイクを落とせる優れたアイテムです。寒い冬や、帰宅してすぐにメイクオフしたいときにも便利ですよね。愛用している方もいるのではないでしょうか。ただし、クレンジングシートを日常的に毎回使うのは肌のためにはおすすめできません。毎日使う場合、コスパを考えてお得な大容量入りのものを選ぶこともあるでしょう。シートが薄ければゴシゴシと肌に与える刺激も強く、毛穴に汚れを押し込んでしまう可能性があります。摩擦がシミやくすみの原因になってしまうこともあるため、臨時的に使う程度にしておきましょう。

・角栓除去に特化した化粧品も
毛穴の汚れによるくすみには、クレンジングや洗顔料を美白効果の高いものに変えてみるのもおすすめです。また、必要に応じて角栓除去や角質ケア、毛穴ケア、ピーリングなどの記載のある化粧品を使ってみましょう。クレイタイプの洗顔料やパックは、クレイの吸着力が汚れや角栓を吸着して取り除いてくれます。オイルやジェルタイプのものは毛穴の中に入り込んで角栓を溶かして浮かせる効果があります。

代謝を促す運動も取り入れよう!

血行不良によるくすみには、マッサージで血行を促すのもよいのですが、力を入れ過ぎると刺激になり色素沈着の原因になることもあります。それよりは運動で血行不良を改善し、代謝をアップさせるのがおすすめです。といっても激しい運動は必要なく、ウォーキングなどの有酸素運動で十分な効果が期待できます。有酸素運動の継続で心肺機能が鍛えられ、循環機能が高まり血流がよくなります。わざわざ運動するために出かけるのがおっくうなら、通勤の際に電車1駅分だけ歩いてみたり、車での買い物を自転車に代えてみたり、エレベーターやエスカレーターでなく階段を使ったりと身近なことから始めてみましょう。

運動で汗をかけば老廃物を排出し、血流がよくなるため酸素が体に行き渡り新陳代謝も活発になります。また、基礎代謝力をアップしたいなら、筋トレなどの無酸素運動も効果的です。室内で手軽にできるものもあるので、うまく生活の中に取り入れてみるとよいでしょう。ターンオーバーの周期も整い、健康な明るい透明感のある美肌に導いてくれますよ。

見直そうスキンケアとインナーケア。くすみ知らずの明るい肌へ

肌のくすみをなくして明るい透明感のある肌に改善したいなら、肌の外側と内側、その両方からアプローチすることをおすすめします。特に、スキンケア以上に大切なのが、適度な運動により肌のターンオーバーを促すインナーケア。代謝を上げてターンオーバー周期を正常に整えることが、くすみ解消の近道です。毛穴ケア効果のあるスキンケア用品の使用とともに、手軽にできる運動を習慣づけることをおすすめします。



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