コラム

美肌を目指すキーポイント! インナーケアについて徹底解説

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インナーケアはスキンケアの土台となるもの

美肌にとってスキンケアはとても大切。しかし、いくらスキンケアに気をつかっていても、インナーケアをないがしろにしていると、肌を綺麗に保つのは難しいものです。インナーケアとは具体的にどのようなものなのでしょうか。本記事ではインナーケアの概要やスキンケアとの違いを解説し、インナーケアのポイントについてまとめていきます。

インナーケアとは生活習慣を改善し、身体の内側から整えていく美容法のことです。具体的なアプローチとしては、栄養のバランスがよい食事、適切な運動、十分な睡眠などがあります。特に、食事は重要です。肌は細胞で成り立っていますので、食べた物の影響を強く受けます。美肌を実現するためには、食べ物の栄養を効率的に摂取し、健やかな角質細胞を育む必要があるのです。また、血流をよくする運動も肌にはもちろんよいですし、たっぷりと睡眠をとることで成長ホルモンの促進や細胞の修復が期待できます。

インナーケアと似たような言葉としてスキンケアがありますが、意味は根本的に異なります。インナーケアとスキンケアは美容アプローチの方向性が違うのです。インナーケアは内側、スキンケアは外側からのアプローチ。化粧品などで、表皮を潤わせたり、乾燥による小じわを減らしたりするのがスキンケアとなります。肌の見た目をよくする際、スキンケアは力を発揮するでしょう。

一方、インナーケアは身体の内側から肌を改善していきます。身体が健康でなければ、肌の美しさを保つのは難しいです。高級なスキンケア用品でいくらケアをしても、身体の調子が悪いと肌の弾力やハリはいまひとつになりがち。場合によっては、スキンケアを入念にしているにもかかわらず、深いしわやたるみができてしまうケースもあるでしょう。本当の褒められ肌を目指すためには、スキンケアとインナーケアの両立を目指さなくてはなりません。

インナーケアにとって重要なポイント

インナーケアを実現するためには、健康な身体であることが一番です。そのために取り入れたい栄養素は数多くあります。まずあげられるのはビタミン。例えば、ビタミンAは免疫向上、老化の防止が期待できますし、ビタミンBは肌荒れの改善、ビタミンCはシミやそばかすを抑制するといわれています。アンチエイジングに効果的なビタミンEも積極的に摂りたいところです。ビタミンだけでなく、発行食品で腸の調子を整えるのもおすすめ。発酵食品は腸内の免疫細胞を活発にし、善玉菌を増やしてくれます。体内の免疫細胞の半分以上は腸に集中していますので、腸を元気にすることは美肌には欠かせないといえるでしょう。


定期的に運動を行うのもインナーケアのひとつです。事務ワークなどで長時間、同じ姿勢をとっていると、血流が滞りやすくなります。血の巡りが悪くなると、冷え性になったり、便秘になったりすることもあるでしょう。風呂上がりにストレッチや軽度の体操を行うと、血流がよくなります。毎日、数分でよいので継続していくのがポイントです。ウォーキングやジョギングを行い、血糖値を下げるのも美容にとって大切になります。糖質は身体のたんぱく質と結びつき、しわやたるみの原因となる場合があります。有酸素運動を行えば、体質の糖質を消費できますし、脂肪の燃焼にも繋がっていくでしょう。

睡眠不足は健康なお肌を脅かします。美肌を維持したいのであれば、睡眠時間を適切に確保するようにしましょう。しっかりと寝ることができれば、新陳代謝の促進をうながす成長ホルモンが十分に分泌されます。必要な睡眠時間は個人差がありますが、7~8時間が一般的な目安です。また、老化を防ぐメラトニンは深い眠りに落ちたときに多く分泌されますので、睡眠の質にもこだわってください。メラトニンは暗い環境で分泌されやすくなるので、寝る際には電気を消すのが基本です。灯をつけたまま寝るのは避けた方がよいでしょう。


寝ようと思ってもなかなか寝れない人は、お風呂に入る時間を調整してみるとよいでしょう。人間は体温が下がったときに眠くなる性質があります。就寝したい時間の1~2時間前に入浴をすませれば、眠気がちょうど良いタイミングで起きやすくなるでしょう。お風呂は40度ぐらいで、15~20分程度、浸かるのが理想です。

正しい生活習慣が美しい肌を作り出す

スキンケアに気をつかっているのに、なかなか肌の調子が改善しない人はインナーケアに、もっと目を向けるようにしましょう。インナーケアは食事、運動、睡眠という日常生活を送るうえで、ごく当たり前の要素から成り立っています。しかし、日々が忙しくなると、ついついないがしろになってしまう部分でもあります。美肌を目指すのであれば、インナーケアを明確に意識することが肝心です。





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