コラム

年齢を感じる唇のくすみには「巡り」がカギ

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40歳を過ぎた頃から、ファンデーションのノリが悪くなってきた、アイラインやアイシャドウを引きにくくなってきた、メイクの崩れが日に何度も気になるなど、毎朝のメイクタイムにお肌の変化を感じることが増えてきませんか?

年齢を重ねたお肌のメイク悩みで上位に上がってくるのが「唇」の悩み です。
それまで気に入っていたキレイなピンクの口紅がパッとしなくなったり、縦ジワが気になってマット系の口紅が塗りにくかったり、乾燥してカサカサになったりと「これまでと違う」お悩みが出てきます。
加齢と共に気になりはじめる「唇のくすみ」の原因とお手入れ方法をみてみましょう。

「唇のくすみ」はなぜ起こる?

そもそも唇は、体の中でも最も皮膚が薄いパーツの一つです。皮下をめぐる毛細血管がすぐ近くにあるため、血色として赤く見えています。唇をケガすると血が出やすいのもこのためです。

口紅による唇ダメージは蓄積しています

そんなとてもデリケートな唇に、女性たちは長年口紅を塗り、さらにメイクオフの時にはどうしても擦ってしまうため、40歳を過ぎる頃には蓄積した唇の肌ダメージが顕著にわかるようになります。
それが、 「色素沈着」「乾燥」です。

落としきれなかった口紅の油分や色素が沈着していくうえ、さらに肌全体のターンオーバーが低下してしまうため新しい皮膚に入れ替わりにくくなり、口紅汚れがいつまでも唇上に残ってしまうのです。
そればかりか、汚れを落とすためにクレンジングや洗顔の時に擦ってしまうことで、摩擦が原因のくすみが出来たり、必要以上に皮脂や水分を落としてしまい乾燥を引き起こします。

女性らしく、潤いのある唇の美肌づくりのカギは「巡る力」

ターンオーバーの低下もくすみの原因に

お顔の印象を明るく見せてくれる「唇」の美肌づくりは、「色素沈着」を引き起こすターンオーバーの低下や「乾燥」の原因となる擦れや摩擦によるくすみを意識することで、いくつになってもができるようになります。

冒頭でお伝えした通り、唇は「毛細血管」の影響を受けやすいパーツです。
毛細血管を流れる血液は肌のターンオーバーにも深く関わっているので、「巡り」の低下はターンオーバーの低下にもつながり、くすんだ唇の原因です。
表皮でおこなわれるターンオーバーは表皮のすぐ下の真皮から水分や栄養を得ることでスムーズに維持され、その水分や栄養を運んでいるのが、毛細血管の「巡る力」なのです。
また、巡りが整えば肌水分も維持しやすくなるため潤いある肌にもなります。

40歳からの唇ケアは、外から内から!

唇のエイジングケアに必要な「巡り」は、化粧水や美容クリームなどの表面からのスキンケアだけでは真皮まで到達しないため十分ではなく、内側から働きかけるインナーケアが有効になります。
代謝や巡る力を高める食材を積極的に取り入れるなど、日頃から意識してみてください。あまりにもストイックになり過ぎると心にも負担を課してしますので、毎日のケアに手軽に取り入れやすい「巡る力」をサポートする和漢植物など自然由来の成分が配合された美容サプリメントなどを摂り入れることもオススメです。

「巡り」ケアを続けて、「くすみのない潤いある唇」をぜひ手に入れてください。

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